2012年11月02日(金)
2012年04月17日(火)
2011年04月22日(金)
研究報告
改正された制度の検証や、先進的な実践例への取材などの、研究報告です。
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【鬼瀬地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
鬼瀬地区は、風光明媚な山と雄大な大分川に囲まれ、自然豊かな地域である一方で、国道やJRが通り、安全に対する取り組みも必要な地域です。
ワークショップで、具体的な取り組みの方策を話合い、今後の地域づくりの方向性と各自の役割分担の仕方をみんなで共有しました。
皆で築こう鬼瀬の未来!!
未来に向って人の繋がりを今新たに
@みんなが集える場所づくり
山あり川あり自然と名所でにぎやか交流
@高長谷山周遊コース整備事業
A高長谷山及び河川敷のウオーキングコース
B水路を利用して水力発電、高長谷山散策路
安心・安全暮らしやすい鬼瀬
@できることから安心整備
A案内板・外灯・防災訓練
B陳情(踏切・道路)
【平石地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
扇状に広がる棚田で形成される平石地区は、現在でも地域のまとまりのよい地域ですが、地域づくりを進めていく具体的な事業や各自の役割を決めた計画を話合いで作りました。「ホタル舞う棚田と水と美味い米 ★ひらいし★」を合い言葉に、「食を核とした地域づくり」、「環境・景観・交流を核とした地域づくり」の2本柱で地域づくりを進めていきます。
ホタル舞う棚田と水と美味い米 ★ひらいし★
「食を核とした地域づくり」
山の駅、わらぶき屋根の設置(加工所、加工グループの設置)
四季折々の料理を作る
(山菜、ソーメン流し、収穫祭、どぶろく、しし鍋、あぶらめ料理)
夢 みんなで海外旅行
(高齢者に)伝承料理を習う!!四季折々の料理づくり(山菜)・コンニャク、豆腐作り、ほうちょう汁、やせうま
お年寄りの知恵教室、声かけ、訪問、どぶろく
「環境・景観・交流を核とした地域づくり
・陰陽石周辺整備、遊歩道の整備
・展望所の設置 (特産品販売所の併設)
・水の駅「平石」を設置
・特産品を販売
・観光を予防
・ホームページ作成
・平石の歴史のわかる冊子の作成
・マップ、案内板等、地域内外への啓発
・水、自然を守る。植林(広葉樹)
・河川の草切・清掃
・イノシシ特区の申請
・害獣牧場
・ホタルの観賞⇒ホタル祭り
・星の観賞会
・空家⇒交流施設
・水車で発電⇒精米
《ワークショップでは・・・・》---------------------------

話合いで決まったことは、班の代表者が参加者の前で発表し、その班の気持ちを他の方にも伝え、意見の共有を行います。


見て歩いて撮った写真は地図に貼り、課題や提案を書き留めます。こうすることにより、他の人にわかりやすく問題点、新しい提案を伝えることができます。


計画づくりの最後には、皆さんの気持ちや目標を一言で言い表すキャッチフレーズを投票で決め、これからの当地区の地域づくりの合い言葉としていきます。


【北方地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
大型商業施設が地区内にあり、都市化が進む当地域は、ふれあいの機会が減少しているとともに住環境の悪化も地域の課題としてあげられていました。コミュニティ事業で、みんなで話合い、いろいろな事業が提案されました。
みんなで創ろう 輝く北方!
皆で作ろう 安心 安全
「街灯を増やす、街灯の改善」
「防犯パトロールの実施」
マナーを守って環境保全
「スッキリゴミステーション」
「花いっぱい運動」
イベント・祭りを通してふれあいを
「グランドゴルフ大会開催事業」
「子育てサークル設立事業」
「あいさつ運動事業」
北方ぶらり旅 〜もっと知ろう〜
「厄神祭の充実・継承」
《地域の実践活動の様子》
写真は厄神祭に参加する北方の子どもたちです。
笛太鼓伝承保存会を支援し、地域の伝統行事が多世代のふれあいの場になるよう、地域づくりを進めています。

【宇南水足地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
宇南水足地区では、高齢者の活き活き生活の推進、耕作放棄地の有効活用による集団営農の体系づくり、地域外の方々との交流による地域資源の再発見、安心・安全・快適な環境整備当の課題解決を地域の方々の協力で、少しずつ、解決方策を推進しています。
たすけ愛・ささえ愛・鳴沢
水と花で明るい鳴沢
風車・水車で外灯
春に咲かせ隊
若人よ集え!!自然あふれる鳴沢へ!!
農作物の販売場所の確保
耕作放棄地を利用し、特産品を作る
集落営農組織を作る
みんなで集まれ収穫祭!!
ふれあい絆班を中心に収穫祭を開催する
グランドゴルフ大会
安心・安全な鳴沢!
災害調査事業
公民館に網戸やカーテンを設置する
道路水路整備
《地域の実践活動の様子》
H22.8.14(土)に地区の方々の協力により「虫おい火祭り」を開催し、多くの人が宇南水足に呼ぶことができ、大成功に終わりました。

【石光校区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
石光地区は、土日勤務の3次産業に従事している人も多く、近隣のふれあいも少なくなっている状況です。
コミュニティ事業で、イモ掘りやそばの収穫等を行い、地域のふれあいの場の機会の創設を行っています。
住み良い石光・未来への挑戦!
収穫祭を立ち上げよう!
・収穫祭を行なう
・ラジオ体操を育成会主催で行なう(夏休み)
・石光の歴史、写真、書物等を公民館に保存展示
・特技を生かして有料ボランティア(公民館で)
・地区の自然環境保全 ・石光の昔を子どもに伝える
農業と暮らしと人がつながる石光地区
・「イモ」で「慰問」
・地区の歴史を先輩から教わり再発見する
・八山塚保全意識の向上 ・ホタル生息環境の復活
・遊休地を地区活動の拠点にする
安心・安全な地域づくり
・災害対策の整備 ・道路や河川の危険箇所チェック
・地区内の災害マップ作成
・隣保班組織を活用した一人暮らし高齢者見守り
・地区内の横のつながりを強化する
・道路整備マップを作成し、整備を市役所に申し込む
・自転車マナーを学校で指導する
・ホテルの看板の取り外しのお願いをする
・犬の放し飼いは保健所へ通告する
・快適な環境づくり
《地域の実践活動の様子》
石光地区では、子ども会と連携し、イモ掘り大会を開催しました。また堀ったイモでイモ料理教室を行い、石垣餅をつくりました。
その他、そばの種まきや収穫祭も行っています。


【下市地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
従来からの住民4割、新しく来られた住民6割の下市地区では、ふれあいの要望がどの世代からも出されました。歴史を探るふれあいや家庭で作った野菜をみんなで売ることによって集うふれあい等、みなさんの意見をまとめみんなで参加できるしくみを考えました。
ふれあう下市★輝く未来
古い歴史と豊かな文化の伝承
・遺跡@:市、街道 A:祈り、農業、生活
・伝承行事祭り
・童話作家:後藤楢根
みんなが集い笑顔あふれる憩いの場“下市”
・地域マップの作成 ・憩いの場の設置
・交通の便の確保 ・求む!安心、安全
・住みやすい下市
ふれあう下市 みんなの力を大きな力に
・スポーツ大会を開催
・祭り
・交流を深めよう
素晴らしい住環境“下市”
・美しい下市づくり
・緑豊かな下市づくり
・自然を活かした下市づくり
《地域の実践活動の様子》
ワークショップのなかで、「家庭菜園で作った野菜を売る場をつくったら、みんなが出てきてふれあえる」という意見をいただき、ふれあい市場の創設が実現しました。

【渕6区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
渕6区では活かされていない農村景観の活用、少子高齢化による活力の低下等の課題解決方策を話し合いました。「おいしい6区んロードまづやろう、すぐやろう」のキャッチフレーズのもと、いろいろなプロジェクトが動き始めました。
おいしい6区んロード
まづやろう、すぐやろう
明るい声のこだまする地区♪♪
・地域の宝
・子供たちの未来
・いくつになっても安心
・歴史深い渕6区
・安全な道
ロックンロード抜けたら桃源郷!
・自慢したい!!緑と見晴らし
・おいしい空気と水
・超ビックリ!!ロックンRoad
まづやろう! そして楽しもう!!
・創造の余地(将来性)
・特産ブランド
・農業の今、地域の今(問題点)
・自然を楽しもう、もっとPR
《地域の実践活動の様子》
渕6区では「村まるごと博物館構想」に基づき、「ろっくんロードマップ」の作成、「かんぶちしいたけ園」の開園、「かんぶち巡礼ウォーキング」の開催等を行い、地域づくりを推進しています。

【川西校区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
川西校区は、9つの自治区で構成され、それぞれ異なる特性をもち、校区域も広い地域です。このような地域で、自らが誇れる地域資源を発掘・創造し、活用する枠組みを作り、地域が一体になってとりくめる地域づくりを行うためにコミュニティ事業に取り組みました。
かがやいて、わくわく
にこにこ しぜんランド
ほりおこそう!川西の歴史と文化
・伝統芸能の掘り起こし・継承・保存
・川西文化祭・堰の元祭りの充実
・歴史施設の整備
自然豊かな川西を作ろう!
・川西の自然を活かそう
・花でいっぱいアート川西
・おいしい川西ブランド
資源活かして奥が深いぞ 川西は!
・インターネット/放送
・看板
・地図、カーナビ、パンフレット
《地域の実践活動の様子》
校区の象徴でもある蹴裂権現社のある丘に植栽を行い、またプランターに花を植える活動をみんなで行いました。


【赤野地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
高齢化率が17.3%と若い世代が比較的多い赤野地区では、多様な世代の交流が活発化するよう、コミュニティ事業で地域の良さや課題を話し合い、地域の取り組むべき計画をたてました。
みんなでつくる
住みよい赤野!! きれいな赤野!!
みんなの手で美しい赤野!!
@美化運動(花いっぱい運動)を広げる
A花の植栽を行なう
安心・安全な赤野!!
@街灯設置事業
A歩道整備事業
B防犯パトロールの実施
便利で生活しやすい赤野!
@区民協力のもとで広場の整備を行なう
A赤野マップ作り
あいさつが明るい赤野!!
@あいさつ運動の実施
A文化活動を行う
《地域の実践活動の様子》
文化・交流・ふれあい部では、子ども会と一同が会し、あいさつ運動の看板を作成し、あいさつの推進をしています。

【時松地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
時松地区は、これまでも保育園との交流や井路の清掃等の共同作業を行ってきた地区ですが、さらに推進方策を体系的にまとめ、地域の良さを活かし、地域のふれあい活動や都市との交流を進める計画を立てました。
はじまってます 田舎暮らし
緑の中で生活上手
@地区をきれいにするぞプロジェクト
A里山復活プロジェクト
さ〜、あなたもゆっくり時松ですごしてみませんか
@メディアを活用した宣伝活動
A集会場を利用した民泊
B防犯パトロールの実施
百姓いっ”輝”隊
@特別栽培米推進プロジェクト
A棚田深耕プロジェクト
B小挾間井路保存継承プロジェクト
《地域の実践活動の様子》
時松分校があった時に使っていた河川プールを地区の皆さんの力で復活させました。夏には多くの小学生で賑わいました。

【龍原地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
龍原地区では、村づくり協議会が中心となり、「自然と人がつくる龍原城」を合い言葉に、コミュニティ事業をきっかけに、居酒屋公民館や独居高齢者宅訪問、チューリップ祭等、様々な事業が立ち上がり、地域のふれあいや活性化につながっています。
「自然と人がつくる夢ある”龍原城(りゅうぐうじょう)“」
みんなが主役の人づくり
★公民館の無料開放事業
★しろやま春祭りの開催
荒地に夢を咲かせましょう
★荒地の活用
・花畑(チューリップ等)
・宣伝活動(看板、ホームページ)
エコ・たつはる
★“たつはる”知っちょくれ
★四季折々ふるさとづくり
一致団結ボランティア精神
★ささえあいボランティア
★独居高齢者宅訪問
《地域の実践活動の様子》
龍原地区では、重点プロジェクトの一つである「荒地に夢を咲かせましょう」の一環で、村づくり協議会が主体となり、チューリップ畑を会場に『しろやま春祭り』を開催しました。


【由布川東部4地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
由布川東部4地区では地域と子ども会との話合いをもち、計画目標、実施案を検討し、さまざまな試みを実施しています。
目標
1)防犯
人的被害「ゼロ」
2)青少年育成
学童の声かけ、誘拐「ゼロ」
すこやか成長の環境づくり
3)高齢者の救済
「ひきこもり脱出」への助勢
非日常対応用のマップ作成
4)防災
4地区合同防災訓練の実施
《地域の実践活動の様子》
若い世代から高齢者まで多様な世代がふれあう機会をつくり、地域の活性化をはかっている由布川東部4地区では、さまざまな試みを地域の方々と子ども会の連携で実施しています。
写真は、4地区合同防災訓練に参加する古野地区、古野郷地区の子ども会の方々です。

【大津留振興会】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
大津留振興会では、大津留地区へ新しい風をいれるため、大津留地区が将来的にとりくむべき課題を体系的にまとめ、方向性を作りました。
豊の国ど真ん中
住んで楽しい、寄って楽しい
自然いっぱい 大津留の里
観光・交流・情報発信等
●大津留に数多くある「地域の宝」をまずは多くの人に知ってもらうための手段の整備を推進する。
●「地域の宝」を活用し、自然と共生する観光の整備を推進する。
コミュニティ、防犯・防災、少子高齢化
●“支え合い”のネットワークを構築し、それを高齢化社会における防犯・防災・コミュニケーションに活用していく。
住宅・道路・基盤整備
●道路と公営住宅の整備を中心に“住みやすい地域づくりと若者の定住促進を進めていく。
農 業 振 興
●農業の楽しさ”を住民自身が実感できる農業の環境づくりを進める。
●農業を通じた都市との交流を推進する。
《地域の実践活動の様子》
大津留地区の若い方々で構成される大津留振興会の提案によって、新しい視点からの活動が実施されています。
写真は、大津留振興会の活動で花見の季節にライトアップされる口ノ原ふれあい広場の写真です。

【湯平地区】

《ワークショップでこんな計画をつくりました》
湯平地区にある菊畑公園は、より親しめる公園として、活用していくために地域はどのようにしていくべきかをみんなで考え整備計画を作りました。
「風を感じる野仏の四季公園
”菊畑“」
1)本年度の整備計画、活用整備ポイント
ワークショップからの意見として、歌碑の修理(8票)、雑木の撤去(7票)、 散策路の整備(7票)・草刈り(4票)の意見が多く見られました。これを受け、本年度の整備内容を具体化します。
2)具体的な整備方法
本年度は下記の点を念頭に入れ整備の方向を定めます。
@危険箇所をまず整備する
A掃除しやすいスペースをつくる
B公園の構想図の作成
Cボランティアによる奉仕活動等
《地域の実践活動の様子》
写真は、老朽化していた山頭火の碑を地区の方々により修復している様子です。
菊畑公園が地域の方々の活動により、活用され、愛される公園として、共通認識を皆さんに持っていただき、活動が推進されています。




2010年04月17日(土)
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